リストラされるんではないか?という不安が見事現実になった話
事務職が本当に自分に合わない仕事で、死んだように生きてたあの頃。。。13年前の話です。
仕事が遅い、仕事溜め込む、その仕事の精度は。。。いいとこひとつもないじゃん。。。
さらに愛想のない人間だったため、会社のお荷物になってる感はありました。
仕事内容も、会社の人間関係も何もかも嫌。社会人ってこんなに辛いの??これをいつまで続けるの??って思ってたけど、自分からはなかなか辞められませんでした。
スキルのない私にとっては良い給料だったし(手取りで21〜23万円)、ボーナスもある。
長いこと派遣会社を転々とした後の正社員だったので、ついついしがみついてしまいました。
当時、会社の役員に嫌われたり、仕事のできない人はどんどん辞めさせられていたので、次は私なんじゃないか?とビクビクしてました。
そして、本当にとうとう私の番になりました。多くの心配事は現実化しないから悩むな、と言われますが、本当にクビになりました。
いきなり明日から来なくていいと言われて、悔しくて、悲しくて大泣きしました(涙)
明日からもう会社に行かなくていいんだとホッとした反面、これからどうしたらいいんだという思いが入り混じった状態。
私には何もない。。。今まで、仕事してたと思い込んでたけど、あれは仕事ではなくて単純作業。30歳を目前に何のスキルもない自分に絶望しました。。。
給料しか収入源のない私はあっという間に貧乏です。貯金もない、収入も途絶えた。実家暮らしなのが救いだった。
クビになったのに、自己都合退職にさせてくれと言われたのも屈辱的だった。
頭の回転が遅いため、それが何を意味するのか全くわかっていなかった。自己都合退職だとすぐに失業保険がもらえないということに後から気づくマヌケぶり。
プラスで1ヶ月分の給料をとりあえずもらえたし、もうクビになった会社に関わりたくないので納得した。
ふらっと立ち寄った本屋さんで興味を持つのはお金のコーナー。そこで初めてあの有名な本「金持ち父さん、貧乏父さん」の本を手にした。目からウロコ。
お金持ちになりてーーー。。。小学生並みの感想🤣
本気で「稼ぐ力が欲しい」と思った。心の底からそう思った。
ただ、私は人より明らかにおつむが弱かった。学歴は普通で、大学も卒業したんだけど、世渡り的なスキルも能力も何も持ち合わせてなかった。。。
会社にしがみつく典型的なタイプ。仕事にやる気もなければ覇気もない。ダメダメなのに向上心はあるという人間で。。。もがいては空回りの人生だった。
こんな人間でもお金持ちになれますか??
当時の私に伝えたい。未来のあなたはお金持ちになっていると。
そしてそれを伝える私は多重債務者だけど問題ないと😂
その後の人生を早送りすると
手に職のマッサージの仕事に就く→夫と出会い結婚→夫の起業で多重債務者→夫の後押しでマッサージで独立→夫と私の仕事が軌道に乗り始める
気がつくとあの本に書いてあった通り「自分のビジネスを持つ」ようになっていた。
どうか私に稼ぐ力をお与えくださいm(_ _)m
あの日、本気で神様にお願いしたからこうなったんだって今でも思っている。
人生はどうなるかわからない。リストラされた日が人生最良の日になる。という実話です。
金持ち父さん貧乏父さん改訂版 アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・T.キヨサキ ]
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