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自分のビジネスを持つと言っても、素人がいきなり不動産投資を始めてはいけない

「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んで、よっしゃー!自分のビジネスを持つぞ!!と意気込む気持ちはわかりますが、不動産投資は片手間でできるものではありません。

 

あなたの身近に不動産投資をして利益を上げている人がいる、または不動産が大好きだからこれを仕事にしたいという人以外はやめておきましょう。

 

あの本では、自分のビジネスを持つ=不動産投資 みたいな流れになっていましたが、アメリカと日本の中古マーケットの環境が全く違うため参考になりません。

 

日本人はとにかく新築が大好きですし、中古物件が買った価格より値上がりすることはまれです。まして素人にそんなおいしい物件情報は回ってこないでしょう。

 

そして管理会社とのやりとり。ワンルーム1つしか持たない個人を大事にしてくれるとは思えません。ふっかけられるのがおち。相場を知らない素人は、購入時に割高物件をつかまされ、高い金利のローンを組み、管理会社にもふっかけられ、、、利益なんて出ません。

 

やっと入居者が現れたと思ったら、値下げ交渉をしてくるとか気が狂いそうです。交渉が得意な人ならいいんでしょうけど、私にはできません。

 

少し前にカボチャの馬車事件というのがありました。高収入のサラリーマンが不労所得を夢見た結果、、、多額の借金を背負った上に保証された家賃収入もないという悲惨なことになりましたよね。

 

スルガ銀行と不動産建設・管理業者の結託ということで、あれはかなり悪質なケースですが、そういう話もあるということを知っておくことが大切です。

 

欲を出したサラリーマンがどうとか、だまされるほうが悪いとかではなく、明日は我が身という危機感を持ちたいものです。

 

不動産投資はうまくいけばおいしいビジネスかもしれません。実際にサラリーマンをしながら不動産収入のある人もたくさんいます。が、その人は親から受け継いだ物件を持ってるのかもしれませんよ?もちろん親の仕事ぶりを見ているのでまったくの素人とは違います。

 

まったくの素人から成功した人がブログ書いてるよ、なんて言っても、その一握りの成功者にあなたもなるつもりでしょうか?その覚悟があるならありだと思います。

 

不動産はどんどん古くなるのでその管理にお金がかかる、空き室のリスクは常にあります。収入のない間にかかる費用はすべて持ち出しになります。そんな時でも、またすぐに入居者が決まるさ、と気楽な気持ちでいられるでしょうか??

 

不動産投資を成功させるプロが素人の物件をチェックするという企画をYouTubeでしてました。面白かったので最後まで見ましたが、いやー、酷かったですね。。。

 

何が酷いって、頑張ってるのはわかるけどセンスが酷い。壁紙は白だろ!!ってところで、まさかのレンガ柄の壁紙を使うとか。シンクの配管から羽虫が出たからその穴をセメントで埋めるとか。いや、ないわ~。。。

 

そりゃあ地域や家賃がどうこうより、入居者来ないよね。。。

 

やっぱりね、素人が参戦するビジネスじゃないと思うのよね。というあくまで私個人の意見でした。